2018年の12月、灯台もと暮らし編集部は、編集長・小松崎とデザイナー・おぎゆかのドイツ行き送別会を兼ねた、忘年会を開催しました。

もとくら大忘年会

年が明け、2019年。忘年会シーズンからは少し時間が経ってしまいましたが、編集部が心から素敵だと思える方々と一年を締めくくることができたとても多幸感の溢れる会となったので、今日はその当日の様子を文章と写真でお送りします。

もとくら大忘年会

会場は、世界のおばあちゃんの料理が食べられる、おばんざいバル「風土はfoodから」。

もとくら大忘年会

料理長の石丸さんが作ってくださったのは、もとくらが足を運んで来た地域にゆかりのある食材を使ったボリューム満点のお料理たち。

もとくら大忘年会

もとくら大忘年会

もとくら大忘年会

もとくら大忘年会

会場には、もとくら読者をはじめ、編集部が運営するコミュニティのメンバーや特集や企画で関わってくださった方々が集い、とても賑やかな雰囲気に。

忘年会は、2018年のもとくらのふり返りから始まり、ビンゴ大会、ドイツ行きを決めた小松崎夫婦のトークと流れ、あっという間の3時間を過ごしました。

特集や地域でのイベント、コミュニティ運営に注力した2018の灯台もと暮らし

まずは、2018年のもとくらの記事を小松崎と小山内でふり返り。

2018年は、地域特集や場所にとらわれない働き方特集、メディアクルーズや昭和村フィールドワーク、十勝でのツアーなど、たくさんの活動とそれに伴った記事を出すことができました。

また、伊佐が「旅と写真と文章と」、くいしんが「くいしんBBS」、小松崎が「もとくらの写真/現像室」を運営したりと、コミュニティ活動も盛んだった1年のように思います。

「1年間の中で印象に残っていることはありますか?」という小松崎からの質問に、小山内は「特集した地域を、読者の皆さんと訪れることができたこと」と、2017年から特集して来た昭和村でのフィールドワークをふり返ります。

また、「今年、出会えてよかった人」について小松崎が、Re:Sの藤本さんの名前をあげました。

Re:Sがタイガー魔法瓶株式会社とコラボしてつくった、あたらしい〝ふつう〟のすいとう「&bottle」の誕生秘話を取材/執筆した小松崎は、「藤本さんが& bottleに関わる姿を見て、編集者の仕事の幅広さを知れた」と語りました。

また、編集部それぞれ、2019年の抱負も宣言。

くいしんは「本を書く」、伊佐は「マルタに留学する」、立花は「地域おこし協力隊の任期終了後のことを考える」。

それぞれ向かっていきたい方向がバラバラだけど、お互いの展望について「いいね!」と言い合う、そんな編集部であることが、みんなの抱負を通して際立ちました。

編集部が選んだ地域の特産品や企業の商品が当たるビンゴ大会

お食事を囲み歓談が盛り上がる中、突如始まったのがビンゴ大会!

景品コーナーに並ぶのは、もとくらが愛する地域の特産品や企業さんの商品たち。すべて編集部が、現地や店頭で買い付けてきたものたちです。

景品に順位はありません。一番最初にビンゴになったひとから、その人が本当に欲しいと思ったものを自由に選んでもらいます。

もうひとつの特徴は、参加者全員に景品が渡るビンゴ大会だったこと。編集部では伊佐とくいしんが、後半の方までビンゴにならず残ったのですが、ふたりとも最後まで盛り上がりを見せました。

ドイツに行った編集長とデザイナーの胸のうち

忘年会も終盤。最後は、今年9月に結婚した小松崎・おぎゆか夫妻が12月から暮らし始めた「ドイツ」について、ふたりでトーク。じつはふたりは、この忘年会の二日後にドイツ行きを控えていました。

「そもそもどうして、ドイツ行きを決めたのか」ふたりはこんなふうに話します。

小松崎 もともとおぎゆかが、20代のうちに海外で生活してみたいと出会った頃から言っていて。

僕も、もとくらの連載で『写真が上手な人に学ぶ』をやっている中で、ドイツのベルリンでアーティストをインタビューしている方の話を聞いたり、旅好きな伊佐からベルリンの話を聞いているうちに、ドイツで仕事をするのもおもしろそうだなという気持ちになっていったんです。

それで、まずドイツに一度行こう!となったのが、去年の4月。

おぎゆか 私は行ってみるまでドイツのことはあまり知らなかったのですけど。行ってみたら、けっこう自分が好きなこととリンクしていることに気づきました。

ドイツにバウハウスというデザイン学校があるのですけど、私が好きな画家がそこで講師をしていたり、ドイツのひとの暮らしぶりが今後の自分の暮らしにも活かせそうだなと思ったり。

小松崎 ベルリンには、いいものを買って長く使う文化や、街の真ん中にオーガニック品を取り扱うスーパーがあって、僕はそういうのがおもしろいなぁと感じました。

おぎゆか ここなら住める、とふたりとも思えたんですよね。

小松崎 ドイツに行ったら、最初の一週間はドレスデンから入って、国内の行けるところを回りたいです。生活拠点は、1ヶ月単位で住む場所を変えながら暮らしていきたいなぁと考えています。

編集長の小松崎はドイツへ移り住みましたが、引き続きもとくらの編集長を継続します。ドイツでのふたりの暮らしや日々考えていることは、Twitterやもとくらの深夜枠を通して配信されているので、気になった方はぜひ追ってみてください。

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「もとくらがどうなっていくのか、これからも楽しみに見てくれたら嬉しいです」。

最後に編集長がこんな言葉を残し、もとくら忘年会は幕を閉じました。

もとくら忘年会

大好きな人たちに囲まれながら2018年を締めくくることができ、編集部一同、とても幸せな面持ちでした。

2019年、灯台もと暮らしにはどんな変化があるのだろう。それは本人たちもまだまだ予測不可能な部分がありますが、引き続き「これからの暮らしを考える。より幸せで納得感のある生き方を」をモットーに、歩んでいけたらと思います。

文/山口華奈
写真/飯塚麻美
編集/小山内彩希