隠岐神社の盆踊りが外苑でおこなわれたのは、6年ぶりのこと。今年、久しぶりに開催された盆踊りに参加すると、復活させた方々の想いに納得する情景を目の当たりにしました。
島民や帰省客、観光客やインターンシップで滞在している学生たちが、太鼓と歌を中心に、みんなで大きな輪になって踊りました。今から少し前の8月12日、金曜日の夜のことです。
初めて参加した隠岐神社の盆踊りは、これまでに参加した盆踊りとは、太鼓のリズムも違えば歌も違います。それなのに老若男女、誰もが音頭に合わせて踊っている雰囲気と、夜の湿った風に懐かしさを感じ、ぼんやりと夏の情緒に浸っていました。
盆踊りに参加する方の目的はさまざま。でも、盆踊りの過ごし方は誰もが分かっていた。今回あらためて、輪の中にいるだけで成り立つ行事を素敵だと思ったのです。