和名でマツムシソウと呼ばれる、スカビオサ。「松虫が鳴く頃にスカビオサの花が咲く」ことが、名前の所以になっているのだとか。マツムシは鈴虫に混じって、「チッチー」と甲高い声で鳴くのが特徴。そして、夏から秋にかけて活動する虫の一種です。

幾重にも花びらを重ねる愛らしい姿には似合わぬほど、彼女が持つ花言葉は「悲哀の心」に満ちています。「喪失」「再起」「失恋の痛手」「わたしは全てを失った」……。一体あなたの過去には、何が起きたのと、伺い知りたくなってしまいます。何か一言では言い表せない心が、花びらの奥に潜んでいそうです。

けれども、それは西洋にある言い伝え。マツムシの鳴く頃に花が咲く、和名のマツムシソウには、そんな悲哀の雰囲気が漂う花言葉は、もしかしたら必要ないかもしれません。

このお花のこと

名前:スカビオサ
種類:マツムシソウ科マツムシソウ属
季節:8~10月
花言葉:「感じやすい」「喪失」「再起」「痛手の恋」など
■参考:【今日の一輪】「スカビオサ」魅力があるのは風情のある横顔

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blue water flowers
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最寄駅:JR中央総武線「西荻窪駅」
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定休日:木曜日
公式ページ:blue water flowers公式サイト
■参照:【花屋】西荻窪 blue water flowers – 水のように暮らしに寄り添って –