「灯台もと暮らし」編集部のひとりである私は、まだ未婚で子どももいません。ですが、いつか妊娠・出産を経たら、子どもをたすきがけして働きたいという思いがあります。そこで、編集部自身のこれからの暮らしを考える企画【ぼくらの学び】のなかで、家計のためだけではなく意思を持って仕事をしているお母さんたちに、どうすれば「子どもをたすきがけしながら働けるのか」、生の声をうかがいます。
「どうして“子どもをたすきがけして働きたい”って思ったの?」
取材の終盤、サクちゃんこと桜林直子さんにそう問われて、私は自分の母のことを話しました。私も自分の母のように、子どもに働くのを思い切り楽しんでいる姿を見せてあげたいなと思った、という話です。同時に、“母”という存在を神格化しすぎているのかも、とも言いました。
「結婚をしていないひととか、子どもがいないひとほど、そういう思いは強いかもしれませんね。でもね、あーちんが産まれた時もそうだったけど、赤ちゃんの頃なんて世話ばっかりだよ(笑)」とサクちゃん。あーちんとは、「ほぼ日刊イトイ新聞」のなかで「たべびと」を連載中の、サクちゃんの娘さんです。
フラットなサクちゃんのお話から、母や子、親という立場をとっぱらって「どう生きていく?」ということを考えるきっかけをいただきました。
きっかけは、あーちんの初めての夏休みに感じた危機感
── 私はサクちゃんのnoteのファンなので、今日はお会いするのを楽しみにしていました。よろしくお願いします。クッキー屋さんと、娘さんの“あーちん”のことを最初にお伺いできればと思います。
桜林直子(以下、サクちゃん) はい、分かりました。あーちんは中学2年生の一人娘です。お店の「SAC about cookies」は開業して今年で5年目になりますね。渋谷にひとつだけ実店舗があるのですが、基本はオンラインでの販売が主です。
── サクちゃんのnoteで、クッキー屋さんは暮らしていくための手段だったというnote(なぜクッキーなのか ④【続・シングルマザーのクッキー屋の話】|サクちゃん|note)を読んだのですが、どうして「オンラインのクッキー屋さん」という業態に行きついたのか改めて、教えてください。
サクちゃん お菓子をつくる専門学校を卒業したあと、お菓子屋さんに就職して働いていたんですが、ずっとお菓子をつくること以外の、経理や商品開発の仕事をしていました。
というのも学生時代に、お菓子をつくるのが上手な子たちの中にいて「あ、私はもうやらなくていいや」って思っちゃったんですよね。自分よりもお菓子づくりが大好きな子や、上手な子たちはたくさんいる。それなら彼女たちに任せればいいし、私がお菓子をつくる必要はないなって感じたからです。
だからずっとお菓子屋さんで働いてはいたけれど、お菓子は全然つくっていなくって、あーちんが小学校に上がるまでは、自分の仕事や働き方については特に考え直すことはありませんでした。でも、あーちんが小学生になった年の夏休みに、マズいなと思ったことがあって。
── 何があったんでしょうか?
サクちゃん 小学生って、夏休みが40日くらいあるでしょう? 一方私は会社員だったから、夏休みが4日くらいしかなかったんですよね。私が仕事に行っている間、あーちんがすごく時間を持て余している様子を見て、この状態を6年間続けたら良くないなって思ったんです。それが、あーちんが小学1年生の時。なんとかしなくちゃと思って。そこで、仕事をする上で絶対に優先したいことを考えて4つに絞ったんです。
サクちゃん まずひとつめは仕事を考え直すきっかけになった夏休みを、きちんととれるようにすること。次に、私はシングルマザーでもあるので、ふたりで生活していくためにきちんと稼げること。あと、好きに時間が使えるということと、あーちんの学校以外の居場所を見つけることの4つです。
── 学校以外の居場所の必要性は、なぜ感じたんですか?
サクちゃん あーちんが通っていた学校だけではないと思うんですが、全体的な雰囲気として、できることや好きなことを伸ばしてくれる環境ではなかったんですよね。何度か授業参観や保護者の集まりで顔を出したり、あーちんの話を聞いたりしていると、「おや?」と思うことが続いて。なるべく均等になるように、どんなに絵が上手でも、スポーツができても褒めてもらえないんだと感じました。先生や学校が悪いとは思いませんが、私は、あーちんが6年間ずっと、やりたいことや得意なことを誰にも認めてもらえずに過ごすのは、すごくもったいないし危険な気がして……。
だから、習い事でも何でもよかったんですが、学校以外であーちんの居場所をすぐに見つけなくちゃと思いました。のちに、お店を始めたころに「ほぼ日刊イトイ新聞」のほぼ日マンガ大賞2012にあーちんが入賞したことで、連載(現在は「たべびと」を連載中)を持たせてもらえることになって。そのおかげで、得意なイラストを思い切り描ける場所が見つかったんですけどね。
── 好きに時間が使えるようにしたいという思いは、夏休み問題の発端と重なる部分があるように感じます。
サクちゃん そうですね。私、よくないなぁと思いつつ、気分がノった時しか仕事ができない性格で(笑)、たとえば友達が遠くから遊びに来てくれたのに仕事で会えない……というようなことにすごくストレスを感じていました。だから、自分の時間をきちんと取れる仕組みのなかで働きたい、と思ったんですね。
「お菓子屋さんを開くのが夢だったんですか?」って聞かれることもあるんですけどね、そうではなくて。結局、私は優先したい4つのことさえ満たしていれば、仕事はなんでもよかったんです。お菓子をクッキーにしたのも、常温で保存がきくとか場所を取らないとか、一気にたくさんつくれるとか、効率の良さから考えて選びました。つくる技術もケーキやパンに比べて難しくないし、お菓子をつくりたい子はたくさんいるから、その子たちを雇える仕組みをつくればお店も回るなと思って。オンラインで販売しているのは、専門学校時代から実店舗を運営する大変さを知っていたからです。
── クッキー屋さんは手段だということの真意が分かりました。
サクちゃん 学生時代からずっとお菓子の世界しか見てきていないから、自分が他の会社でどんな仕事ができるのか、見当もつかない。だからお店を始める時も「社会で使えるか分からないし、独立するしかないか」とちょっとしょんぼりしたくらいです(笑)。
向いていないことを、必死にがんばる必要はない
── 優先したいことを4つに絞って言語化し、さらにそれを守り抜くというのは、シンプルなようで難しい気がします。どうしても、あれもこれもと欲が出てきそうで……。
サクちゃん 私も、その4つを見つけるまでに1年半かかりました。自分が何を大事にしたいのか知るのは、難しいとは思います。それに、無意識に何かのせいにして、できることを諦めてしまいがちです。私も、仕事は大変なもので時間がかかることだと思い込んでいて「お金もほしいし時間もほしい。でも無理だろう」って決めつけていた時期がありました。
ひとによっては、絶対優先したいことのなかに「やりたいことをやる」とか「好きなことを仕事にする」とか入るかもしれないけど、私の場合はやりたいことは特になくて、とにかく時間の融通がきいて、子どもと長く一緒にいられる環境を確保したかった。だから、どんなに素敵な仕事も、楽しそうだなと思うことも、4つを満たせなければやらないと決めました。
── 好きなこととかやりたいことではなく「できること」を土台にしたということですね。
サクちゃん 向いていないことをやるのが、一番つらいと思う。すごく努力して向いていないことをがんばるのは、キツイし一番やりたくないんです。学生の時も、お菓子づくりが得意な子たちの中にいて、向いていないと分かってからは全然がんばれなかった。負けず嫌いではないけれど、でも裏を返せば究極の負けず嫌いかもしれませんね。勝負をするなら、何もしなくても勝てることしかやりたくない(笑)。
サクちゃん でも、みんなそうすればいいと思っているんです。あーちんに対しても、向いていないことはまったくやらなくていいとは思わないけど、そこそこできればいい。それよりも、得意なこととか好きなことをがんばったほうが、楽しいだろうし、ツラくないから。
答えを誰かに求めず、自分の持ち物から考える
── 何が自分に向いているのか、ツラくなくがんばれるのかを知らないとなぁ(ぽつり)。
サクちゃん ……お店を始めた経緯や、優先したいことの話をすると、よく「サクちゃんだからできるんだよ」と言われます。でも、本当にその通りなんです。私だからできることしかやっていないから。優先したいことだって、考えていないから気づいていないだけで「あなたにも、あなたにしかできないことがある」と思いますね。
── 何を優先すべきかは、ひとそれぞれ違いますよね。
サクちゃん そう。今回のテーマは「子どもをたすきがけしながら働くにはどうすればいいのか」ですよね。
── はい。
サクちゃん 「子育て」と一言に言っても何を優先したいのか。「仕事」も、お金を稼ぐことなのか、好きなことをつきつめていくことなのか、自分がどうしたいのか考えて、見えた時にようやく、実現する方法が分かるのかなって思いますね。
子育てと仕事の両立に悩んでいるひとの話を聞くと、なんとなく、独身の時に働いていたペースや環境を変えずに、そのまま子育てをプラスして考えようとしているひとが多いように感じるんです。
── あぁ、そうかもしれません。今の仕事をそのまま続けながら子どもも育てたい、と。
サクちゃん でも、子どもがいるとできなくなることは、絶対に出てくるんです。真夜中まで働けないとかね。どれを諦めて何を優先するかは、「仕事に何を求めているか」とか「子育てで譲れないのはどこか」を知らないと決めきれないと思います。あとは、住んでいる場所、家族の形態とか経済力とか、自分の持ち物を見直すことで、優先順位を決めやすくなるかな。
── 持ち物。
サクちゃん たとえばバリバリ仕事をしているひとに子どもができたとして、仕事ができる環境を一番優先したいなら、働く時間を確保するために子どもをシッターさんに預ければいいと思うんですね。でもお金の問題だったり「自分の手で育てたい」という思いだったり、決めきれない理由が出てくる。じゃあ「一番大切にしたいことはなんだろう?」って考えてみればいい。すると、その大切にしたいものを優先するために自分の持ち物でできることを考えられるようになる。そうすれば、具体的に何をすべきか見えてくると思うんですよね。でも持ち物はそのひとにしかないものだから、誰かに教わって分かることではないんです。
だから……正直どうすればいいかは自分で見つけるしかないんですよね! 極論になっちゃうけど(笑)。
── 全部をやろうとするから、結局悩んでしまって選べない気がします。
サクちゃん 全部を叶えるのは無理だし、まったく環境を変えずに欲しいものだけは手に入れられない。でも、「考えて、決めて実行すれば、誰でもできるよ」って思います。
「それはあなたにしかできない。ズルい」と思わることを見つけよう
── サクちゃんは、独立する前から、常にそういう思考のプロセスを経てきたのでしょうか。
サクちゃん んー。昔から、いつも行動する前に「もしもこういうことが起こったら」って、考えられるシチュエーションをすべてイメージしますね。「なんとかなるでしょ」と勢いで始めるというよりは、一回最悪の事態が起こる可能性まで全部を考えるんです。だから、そっちに意識が持っていかれる傾向はあるかも。何も起こっていないのに、考えすぎてヘコむこともあります。自分がやってきたことには自信が持てるんだけど、これからやろうとすることや、まだやっていないことには自信が持てないですね。
── 仕事で成果を上げて、誰かに認められたいという欲求とかもないんですか。
サクちゃん そうですね。私、あんまり周りに褒められることがないんです。「もしサクちゃんを褒めても『まだこれができていないからダメだ』って、逆にこっちが否定されそう」って言われたこともあります。でも、それでもよくて。できれば放っておいてほしい(笑)。
── 私は『見ていてほしい』『認めてほしい』と求めがちなので、すごいなぁと感じます……。サクちゃんのご両親は、褒める方でしたか。
サクちゃん 私の両親は、あまり褒めなかったですね。でもそれが普通だったから、褒められたいと思うこともなかったかな。親に関しては反面教師な部分がありますね。
── 褒めなかった姿勢を反面教師にしているということですか?
サクちゃん いえ。私の母からは「あなたたち子どものためにこんなに働いていて大変なのよ」という印象を受けていて、すごく我慢していたんじゃないかなって思うんです。私が小さい頃は、小学校4年生くらいから、早く一人暮らしして稼げるようになりたいなって思っていました。母の負担も少しは和らぐかなって感じていたのもありますし。でも、私は「どうして我慢する必要があるんだろう?」ってずっと疑問だったし、そういう姿勢をあーちんには見せたくないなって思っています。
── サクちゃんは、そのころから、自分に向いていることをがんばりたいと思っていたのかもしれませんね。
サクちゃん そうかもしれません。私は基本的に、親子も人間関係のひとつだと思って向き合っています。だから、母と子って分けて考えることもないし「母親としてこうでなければいけない」という思いもありません。それに、親子でも相性ってあると思っていて。あーちんにも「私たちの場合は相性が良かったから運がいいね」って話していますしね。「親としてこうしたい」という理想があっても、産まれてくる子どもによって、そんな想像通りにはいかない。子どももひとりの人間ですからね。
── よく、親にされたことを自分の子どもにもしてしまうという話を聞きます。それも、「親はこうあるべき」というイメージを、自分の親に重ねるからなのでしょうか。
サクちゃん 自分が親にされたことを、子どもにしてしまうのは、親にされたことを肯定したいからだと思います。怒られてばかりで嫌な思いをしてきたのに、自分の子どもにもすごく怒ってしまうのは「私は怒られていたけど幸せだった」と思いたいからなのかなって。でも、私と私の母と、私とあーちんは別の人間関係だから、私は切り離して考えています。
── なんだかサクちゃんと話していると、私も子育てや仕事の何を優先したいのか、きちんと考えたくなりました。今まで漠然としていたなって反省しました。
サクちゃん すぐに優先すべきことが見えてこなくても「~ができない」とか「~がイヤだ」っていう気持ちが湧いてくるのは、ひとつのチャンスだと思う。今の自分を縛っている思い込みとか環境に対する不満と、改善したいことが見えてきますから。
やりたいことと向いていることって必ずしも一致するわけじゃないと思います。それに意外と、本当に求めていることって仕事や子育てとは違うところにあるかもしれないんですよね。私の友達は、子育てのために仕事を辞めたくないと思っていたんだけど、その根底には「社会から離脱したら、ひとりぼっちになってしまう」っていう気持ちがあったみたい。でもそれって子育てとか仕事そのものには直接は関係ないことです。じゃあ、本当に大事なのは何なのか。そこが決まれば、おのずと何ができるか見えてきます。
周りの誰かの良いところだけを切り取って集めても、何者にもなれない。今の自分の持ち物で、できることをやる。言い方を変えれば「それはあなたにしかできないよ、ズルい」って言われることを見つけて、やればいいんだと思いますよ。
お話をうかがったひと
桜林 直子(さくらばやし なおこ)
2011年からクッキー屋「SAC about cookies」を経営。現在「ほぼ日刊イトイ新聞」にて「たべびと」を連載中のあーちんの母。Twitter:@sac_ring
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