いま読みたいリトルプレスを、書店員がそっと教えてくれる連載。今回は、『HOPE』。

類誌がないからこそ手にとってもらいたい一冊

この本は「まず、出会いに恵まれている人生に感謝したい」という、なんとも心地よい一文ではじまります。

出張料理人、体育教師、大工、コンテンポラリーダンサーなど、職業も年齢も国籍も違う30人が「願望」をテーマに言葉を綴る文集。

編集長・玉木綾香をはじめとする若者5人が制作しています。なにしろ類誌がないので、書店で展開する場所に悩みました。けれども、類誌がないからこそ手にとってもらいたいと思っています。表紙は4色。

HOPE

HOPE

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