毎日、必ずやってくる「食べる」という時間を楽しめたら。3食のうち、1食だけでも。
そうすれば、今日を楽しく生きていけると思います。
ひとりでいると、どこまでも自由に時間を使えます。お昼は外食し、夜はコンビニで買った納豆やコロッケを主菜に、コンビニのサラダと野菜ジュースをお腹に流し込み、食事そっちのけで力尽きるまでパソコンに向かっている──。
時々驚かれますが、書き手である僕(タクロコマ)自身が、つい2年前までそういう暮らしをしていました。
過去の僕自身のような、食生活を送るひとのために
ひとり暮らしの仕事人のために
野菜をおいしくいただけて、「調理」や「あと片付け」に時間も手間もかからない。野菜を食べることを心から楽しめる「ディップソース」のつくり方をご紹介します。
レシピは、連載【かぐや姫の胸の内】にもご登場いただいたフリーランス調理師の飯泉友紀さんにご考案いただきました。どのレシピも 1)野菜を切る 2)調味料を混ぜ合わせてディップソースをつくる、というわずか2ステップでできあがります。
飯泉 友紀(いいいずみ ゆき)
フリーランス調理師。企業や家庭での作り置き、各種イベントでケータリング、メディアへのレシピ提供等を行う。フードドリンクユニットUchilaクリエイター。
現在、京都の野菜提案企業・株式会社坂ノ途中を特集していますが、野菜本来のおいしさを味わってもらいたいという想いから生まれた企画でもあります。
野菜は“切るだけ”でおいしくいただく。ディップソースのつくり方
[1]お腹にやさしくて嬉しい「豆腐ディップ」
まさか豆腐をソースにするの?と、驚かれたでしょうか。カロリー控えめな豆腐と組み合わせたディップソースです。家庭料理は、できるだけ胃腸を整えてくれる副菜があると嬉しいものです。
【食材】(1名分)
- 絹豆腐(水切り) 1/3丁
- 粉チーズ 大2
- おろしにんにく 大1
- オリーブオイル 大2
- 塩 ひとつまみ
- こしょう 少々
【作り方】
- 豆腐はキッチンペーパーに包んで、500wで2分ほど加熱し、水切りする。
- 豆腐の粗熱が取れたら、つぶしながらすべての材料と混ぜ合わせればできあがり。
【おすすめの野菜】
- オクラ
- カブ
- 春菊
[2]野菜の甘みを引き立たせる「ハニーマスタードソース」
野菜に感動する。今まで知らなかったその甘みに気づく──。このソースは、食材そのものが持っている「甘み」を引き立たせるディップソースです。
【食材】(1名分)
- はちみつ 大1/2
- 粒マスタード 小1
- お酢 大1
- オリーブオイル 大3
- 塩 ひとつまみ
【作り方】
全てを混ぜ合わせれば完成。
【おすすめの野菜】
- ズッキーニ
- ミニトマト
- 白菜
[3]今夜のおかずに迷ったときに「味噌マヨディップ」
味噌とマヨネーズという、定番の組み合わせからつくるディップソース。冷蔵庫に必ずある調味料でつくれますので、今夜のおかずはどうしよう……と迷ったとき、ぜひ思い出してみてください。
【食材】(1名分)
- 味噌 大1/2
- マヨネーズ 大2
- わさび 小1/2
- 醤油 小1/2
- 鰹節 ひとつまみ
【作り方】
全てを混ぜ合わせれば完成。
【おすすめの野菜】
- きゅうり
- にんじん
- 大根
[4]どんな家庭料理にもぴったりの素朴な和の味「浸し汁」
さいごにご紹介するのは、浸し汁。できあいのドレッシングよりもさっぱりした味わいです。今日はてんやわんやしたから、落ち着きたい。そんな気分のときには、自然とホッとしてしまう出汁の味や香りを、野菜を組み合わせましょう。
【食材】(1名分)
- 白だし 50cc
- 水 30cc
- 醤油 小1/2
- 鰹節 10g
【作り方】
全てを混ぜ合わせて、具材を浸して冷蔵庫で30分〜1時間ほど冷やしたら完成。
【おすすめの野菜】
- ミニトマト
- 春菊
文・写真/タクロコマ
(この記事は、株式会社坂ノ途中と協働で製作する記事広告コンテンツです)
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