日本一大きな湖「琵琶湖」の水辺には、ヨシ(葦)という植物がたくさん生えています。

このヨシたち、実は琵琶湖にとって大切な存在。水質を浄化したり、水辺のいきものたちの生態系保全に役立ったりと、琵琶湖の美しい環境を日々守っているんです。

役目を終えて枯れたヨシはきれいに刈り取って、新しい丈夫なヨシが育つようにしてあげなければいけません。刈り取ったヨシは、かつては葦葺き(よしぶき)屋根や葦簾(よしず)として活用されていました。でも現在、ヨシが活用される機会はすっかり減り、ヨシが琵琶湖になくてはならないものだということも、だんだんと忘れられつつあります。

ヨシをきちんと活用して、たくさんの人に使ってもらいたい。そうすれば、ヨシが琵琶湖にとって大切な存在だということも一緒に知られていくはずだから。

こうして生まれたのが、ヨシが配合された紙でつくられた「びわこふせん」です。

ヨシを知らない人たちにも、ヨシの魅力を伝えよう。そうして、琵琶湖を楽園に還そう。

「びわこふせん」をはじめとする「ReEDEN(リエデン)シリーズ」をつくっている滋賀の人たちの想い。今日も付せんを使いながら、感じています。

写真・文/文具lady. Maki(福島槙子)

この商品について

びわこふせん/株式会社コクヨ工業滋賀
参考価格:378円(税込)
公式オンラインショップ:http://goo.gl/yRkLra

この記事の裏話をnoteで限定公開しています!