最近、ベタですが、お会いするひとに聞いてみたいことがあります。

それは「灯台もと暗し」な経験について。このことわざは、“身近なことはかえってわかりにくいこと、気づきづらいこと”の例えです。灯台の明かりは長旅を旅する船の道標になっても、足元は照らされず、暗いですから。

今日の一枚は、5年前、僕(編集部・タクロコマ)の実家の目の前にある小さな公園の電信柱脇に生えていた雑草の写真です。「今日はもう暗くなりますよ」と告げるような秋の夕陽が照らしたわずかな時間、雑草だけども強く、美しく観えました。

それからというもの、特に大学生活では、ファインダーを通して世界を観る楽しさに気づき、写真に夢中になってきたのです。

あなたにも、灯台もと暗しな経験があると思います。もし私にはないなと思うなら、心の奥底をもう一度探してみてほしいです。いつかお会いできた時にあなたの経験をお聞きしたいので、まずは自分の「灯台もと暗し」な初体験を、お話させてもらいました。

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