「そんなに各地を飛び回って、しかも社員が5人って……毎日どうやって仕事をしているんですか?」
取材中、飲み会、ミーティングで様々なひとと会うたびに、不思議に思われることがあります。
それは「灯台もと暮らし編集部は、どうやって仕事をしているの?」ということ。
じつは、もとくら編集部には、固定のオフィスがありません。いつも全員が、自分の好きなところで仕事をしています。
そして地域取材の時は、2泊3日や4泊5日などしっかり時間をつくって各地域へ滞在し、取材を進めます。
取材後は音源と写真のデータを東京へ持ち帰り、記事の執筆に着手するというのが一連の流れです。都内や関東近郊の取材も、長期滞在こそしないものの、だいたい同じ流れです。
パソコン一台とインターネット環境さえあれば、いつでもどこでも仕事ができる。そんなスタイルが、もとくらを立ち上げた頃から続いています。
そんな中、どうしても感じるのは「その地域にいられるのは、取材期間中だけ」だということ。
たとえ泊まりで取材に行ったとしても、短期間でその地域の魅力を体感し尽くすことにはやはり限界があります。
また、打ち合わせやイベントを開催するとなると、やっぱり場所は必要なのです。
けれどある日、私たちはひらめきました。
「それならば、いっそのこと編集部丸ごと移動しながらコンテンツをつくるのはどうだろう?」と。
身軽だからこそ、メディアをやっているチームだからこそ、地域の人々と触れ合える機会がもっとあってもいいはずです。
そこで、取材先でいつもの時間よりちょっぴり長く、その地域に浸りつつ記事を書いたりイベントをつくったりしながら、暮らすひとたちにも還元できる方法を探ることにしました。
ノマドで仕事ができるといえど、やっぱりどこかに拠点が欲しい私たち。
会いに来てもらえる編集部になるように、会いに行きたくなるひとたちがいる場所に少しの間お邪魔する【移動する編集部】を始めています。
【移動する編集部】にご協力いただいた方々
「Hi Monseiure」|松陰神社前(東京都世田谷区)
■利用期間:2016年12月
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「カフェつむぐり」|浅草(東京都台東区)
■利用期間:2017年1月〜2月
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【移動する編集部】の移動先を募集しています
【移動する編集部】では、もとくら編集部が地域特集を組むにあたり、各地へ1ヶ月ほど滞在し(都内近郊であれば各地に2〜3ヶ月ほど通い)、町や暮らしている人々の様子を体感し、取材をして記事をつくり自分たちが肌で感じた感覚を持って発信したいと思っております。
そのため、取材先の地域で場所を提供してくださる方を随時募集中です。
どの地域に出没予定かは、noteやTwitter、Facebookで更新予定。
もし移動する編集部の取り組みに興味がある方は、こちらからご連絡ください。
※【201702/27 追記】応募多数のため、一度募集を締め切らせていただきます……! ご興味を持っていただいたみなさま、ありがとうございます。すでに問合せいただいた方には、順次編集部よりお返事させていただきますので、少々お待ちくださいませ。