深緑の表紙と、金色の箔押し。それは、1959年の発売時からデザインが変わらないノート「測量野帳」。
変わらないその姿は世代をこえてファンに愛され続け、リピーターはヤチョラーと呼ばれるほど。 山吹色の鉛筆が似合うこのノートを見ると、懐かしさがこみ上げる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
硬い表紙は手に持ったままでも書きやすく、思い出に残したい映画の半券や、ふと道端で拾った落ち葉も、折らずに挟んでおけます。薄い水色の3mm方眼は主張しすぎず、控えめにスケッチを助けてくれます。
アウターのポケットにすっぽり入る大きさや、飽きのこないシンプルなデザインなど、その魅力は昔も今も衰えることがありません。
ずっと変わらないデザインだからこそ、使うその時の気分で表紙にイラストを加えたり、シールを貼ったりと、自分好みにアレンジもできます。そうすればさらに愛着がわく上に、愛用者同士でそれぞれの使い方を見せ合うのも、また楽しみに。
ただのノートではなく、コミュニケーションツールにまでなる、測量野帳。これからも多くの人びとを魅了していくことでしょう。
写真・文/文具lady. Misa(菅 未里)
この商品について
測量野帳 スケッチ/コクヨS&T
参考価格:200円(税別)
公式HP:http://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/fieldnote/