小学生の頃から、好きな人に「好き」と言えなかった。

そんなぼくだが、自分から「好き」と言えた人と家族になり、ベルリンで暮らし始めた。

家族
©小松崎拓郎

幼稚園に上がるより前のこと。母が膝の上にぼくを乗せて「もっと大変なときにお父さんが居てくれたら」と、目尻にしわをつくって話してくれたことを、強烈に覚えている。

だからだろうか。彼女を大切にしたいという気持ちだけは、たぶん普通のそれよりも強いのかもしれないと思っている。

だからぼくは、家族との暮らしを見つめていきたい。

berlin
©小松崎拓郎

何気ない幸せに気づける視点を持てるようになりたい。

かけがえのない今を写真に焼き付ける。「一瞬の幸せを一生もの」に

sky
©菜生
see
©Eiji Nakamura

切り取って、焼き付けて、見つけだす─あなたの大切な人を─。写真を通じて一歩を踏み出す─。こんなふうな想いで、「もとくらの現像室」を運営してきた。

半年間、写真をつうじて参加メンバーの内面と向き合うことを何度も繰り返していくうちに、皆それぞれが心の中でちょっと置き去りにしていたり、忘れかけていたりするような「大切な存在」があることに気づいた。

それは愛犬と散歩する日常であったり、幼少期を過ごした原風景だったり、学生時代を一緒に過ごした仲間との一コマだったりする。

愛犬
©まるじ
北海道
©あおいろ
shinjuku
©柑橘
nawa
©名和 やすたか
setsuko
©雪子
kicchan
©さどまち
裏路地
©菜生
elmaTRIP
©飯塚麻美

想いや関係が深ければ深いものほど、あなたが撮る理由がある。

そして多くの場合、真心を込めて撮ることができるものは、すぐそばにある。

かけがえのない存在に気づくこと、そして目をそらさないことが、次の一歩を踏み出すきっかけになる。

もとくらの現像室は、メンバー各々が大切なものを写真に焼き付けていける「暗室」のような場となっていきたい。

オンラインコミュニティでできること

1)写真や暮らしについて考えていること、相談等、なんでもありの雑談

オーガナイザーのぼく(小松崎拓郎)はベルリン在住ですが、日本でイベントやプロジェクトを企画していただくのも大歓迎。オンラインツールは「Slack」を使用します。

お花見
春編 自主開催の「お花見フォト散歩」 企画 / ミカ ©yuko sato

2)毎月15日 20:00〜 オンライン オフ会に参加

現像室メンバー同士で交流する場です。写真が好きな人とつながることで、写真と向き合う時間をつくることができます。

zoomを使用し、ビデオ通話でおこないます。もちろん小松崎はベルリンから参加しますので、どこにお住まいでもお気軽にご参加いただけます。

「灯台もと暮らし」の写真のこと等、なんでも質問OK。どしどしお待ちしています。

3)希望するメンバーはInstagramでの展示会(毎月第1週〜)に参加

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©菜生

「もとくらの現像室 夏編」はInstagramを展示会場と見立て、「夏 × 一瞬の幸せを一生ものに」をテーマに、毎月展示していきます。

 

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#一瞬の幸せを一生ものに #もとくらの現像室

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↑のこちらは搬入前の会場です。

展示する写真は作り込んだアート表現でも、日常のスナップでもOK。手法は自由です。

参加しているメンバーに審査はなく、参加した人全員の写真を、その写真に込められた想いと共に展示できます。

写真が上手な人の力作もあるし、撮り慣れていないと思われる人の写真でも、いいものはいい。写真をフェアに並べたいと思っています。

運営はメンバーで役割分担していきましょう。展示という機会を使って、写真で何をしたいか / 何ができるのか考えることができます。

summer
©菜生

利用するオンラインツール

もとくらの現像室はオーガナイザーの小松崎がベルリン在住ということもあり、ほぼすべての交流はオンラインツールを介して、どこにお住まいでもお気軽にご参加いただけます。

各種交流で利用するのは、チャットアプリの「Slack(スラック)」やビデオ通話ができる「zoom」。

スマートフォン、デジタル一眼レフカメラ、フィルムカメラなど、写真を撮る機材はなんでもOKです。

youko
©洋子

ゲストメンバー 一覧(順不同、敬称略)

「もとくらの現像室」は、写真とカメラを生かしてさまざまな発信や表現をしているゲストのみなさんにご参加いただきます。

堀口英剛さん


堀口英剛

1990年生まれ、埼玉県出身。早稲田大学商学部卒業後、ヤフー株式会社に就職。本業の傍らモノメディア「monograph 」を運営し、2017年に独立。現在は株式会社dripの代表取締役を務める。ポプラ社より「人生を変えるモノ選びのルール」を発売中。カメラはα7 R3を使用、陰影がくっきりとした男らしい写真が好きです。

平岡 雄太(Fukulow)さん

平岡 雄太(Fukulow)

1990年大阪生まれ。ファッションを中心にしたメンズWebマガジン「DRESS CODE.」管理人。大阪大学法学部 法学科を卒業後、新卒でYahoo!JAPANに入社。Webマーケティング業務に3年携わったのち、2017年1月に株式会社ドリップを立ち上げ代表取締役COOに。メインで使っているカメラはFUIJIFILM X-Pro2とLeica M6。最近はフィルムカメラに夢中。

土田凌さん


土田凌

1992年生まれ。明治大学政治経済学部を卒業後、人材広告会社に入社。退職後、趣味で始めた写真を仕事にしたいと思いフリーに。家族カップル、ブライダルを経験し、現在は取材・観光・暮らしをメインに活動中。食卓のメディア「つちめい飯」旅でも暮らしでもないメディア「hyphen,」を運営しています。使っているカメラはNikon D800。食べ物の写真を撮るのがブームすぎて、スマホの壁紙がニンニクを炒めてる所です。

オーガナイザー

オーガナイザーを務めるのは、『灯台もと暮らし』の編集長でありフォトグラファーの小松崎拓郎です。

小松崎拓郎


小松崎拓郎

1991年茨城県生まれ、ドイツ・ベルリン在住。『灯台もと暮らし』編集長。2018年7月にオリンパスプラザ東京にて「好きに夢中。」展を開催。2019年3月には「御苗場2019」FUJIFILMの暮らしと写真ブースに「ゲミュートリヒな時間」を展示。メインのカメラはOM-D E-M1 Mark II、オリンパスアンバサダー。

■こんな人におすすめ

  • 写真を純粋に楽しみたい方
  • 写真が好きな人とつながりたい方
  • 自分の撮りたい写真を見つけたい方
  • 写真と向き合う時間をつくりたい方
  • もっと意識して日常を残していきたい方
  • 写真を使って、何をしたいか / 何ができるか考えたい方
  • 写真はなんとなく好きで、でもなぜ好きなのかわからない方
  • テクニックよりも、被写体への愛情が伝わってくる作品が好きな方
  • 被写体と撮影者の関係性を想像させ、物語が膨らむような作品が好きな方
  • この1枚の写真は、自分の宝物になるのだろうという写真を撮っていきたい方
  • 一生に一度、きっとこのタイミングでしか撮れないであろう写真を撮っていきたい方
photographer
©菜生

■募集要項

募集期間:5月31日(金)の24時まで募集予定です
定員:25-35名
期間:5,900円
金額:6月1日〜8月31日までの3ヶ月間

「もとくらの現像室」参加権は、BASEで販売中です。

■購入・参加はこちら

一般の方

BASE:https://motokura.thebase.in/items/14392790

学生の方

BASE:https://motokura.thebase.in/items/20218981

定員になり次第締切いたします。

なにかご質問がありましたら、「motokura.info@gmail.com」までお気軽にお問い合わせくださいね。

ご参加を心よりお待ちしています。

■春編 ご参加いただいたメンバーの声

https://twitter.com/MikaVoyage/status/1101119645099057153

https://twitter.com/MikaVoyage/status/1099372905069072389

■春編にご参加いただいたメンバーの声|ブログ・note

「もとくらの現像室 春編」の中のことやメンバーの活動をより詳しく知りたい方は、こちらもご覧になってみてください。

・春を纏って

春を纏ってができるまで

わたしと写真–vol.1

懐かしい写真が撮りたい

なぜ写真を撮るのか?

なぜ写真を撮るのか、なぜ上手になりたいのか②

・だれかを、もっとわかるために

・「来月死ぬとしたら、何を撮りたい?」という問い

・もうすこし、背伸びした写真が撮りたくて