タイガー魔法瓶とRe:S(りす)がつくりあげた「&bottle」。
この水筒の「&(アンド)」に込められた〝時間の過ごし方〟や〝ものづくりにかける思い〟が暮らしを考えるきっかけになるだろう。
そんな思いで、「灯台もと暮らし」では、9月にインタビュー記事を掲載させてもらいました。
今度はリアルの空間で&bottleの世界観を体感していただきたいと思っています。
11/24.25日の2日間にわたって、「&bottle stand」を開催します。
肌寒くなってくる11月下旬。温かい飲み物を、&bottleでいかがですか?
会場はwbc tokyo showroom。
空間デザインを手がけるのは「meets new」の河野 涼さんと金田 謙太さん。そして、国産デニム発祥の地・岡山で生まれ、店舗を持たず全国各地で販売会を行うデニムブランド「EVERY DENIM」と「もちはだ起毛」生地を使ったパジャマの商品化プロジェクトを進めている兵庫県加古川の肌着メーカー「ワシオ」をお迎えする、合同イベントです。
空間プロデュースを手がける「meets new」より
コンセプトは「“あったかい“に立ち寄る」。とにかく“あたたかさ“を感じることのできる空間にしたいと考えています。
11月下旬、寒さが本格化しようとしている中で、&bottle standに立ち寄っていただく。
肌で感じる温度的な暖かさはもちろん、視覚で“あたたかさ“を感じられるような空間にします。そこで&bottleを使って、Hotな飲み物を飲んだなら幸せに満ち溢れると思います。
デザインにかける思い
最初に&bottleのコンセプトや商品化に至るプロセスを知っていく中で、僕らが1番強く感じ取ったのは“あたたかさ“でした。それらのストーリーを除けば、真っ白なキャンパスで、どう色付けするかが肝になる責任重大なプロジェクトでもありました。
僕らだからこそ感じ取れた“あたたかさ“、それをどう表現するか、そしてEVERYDENIMやもちはだとどのように融合させるか、すごく難しかったです。
僕らが選んだ“あたたかさ“の表現方法は、「人と光と影」です。それがどんな意味を持つのかは、実際に足を運んでくださればわかると思います。
当日は、ティースタンドのような形式で、実際に&bottleで飲み物を提供する予定です。何より使って欲しい、実際に体験して欲しいので、展示オンリーではなく、スタンド型にしました。僕らとしては、広告チックなわざとらしい演出は避けたくて、あくまで「立ち寄る」くらいの感覚で“あたたかさ“を感じて欲しいと考えています。
中では、スタンド以外に写真や実際の商品も展示する予定です。まだ詳細には決まっていませんが、うまく光と影を演出して、“あたたかさ“を感じられたらいいなと思っています。
日陰があるから陽向があって、日陰は涼しくて陽向はあったかい。光があるから影があって、影があるから光が映える。その差こそが今回“あたたかさ“を感じさせることのできるポイントだと思っています。外の寒い路地から、& bottle standに立ち寄るという体験もまた一つの差です。
「&bottle stand」開催概要
日時:2018/11/24.25日 両日ともに11:00〜18:00まで
会場:wbc tokyo showroom
住所:東京都渋谷区神宮前3丁目4-7 エルム青山
空間プロデュース meets new
2018年4月に河野涼さん、金田謙太さんの二人で立ち上げ。日本のモノづくりを海外に発信する自社ブランド事業と、商品やサービスのブランド価値を最大化させるコミュニケーションデザイン事業を展開するブランドデザイン会社。
「Japan Made」を運営してきた河野さんの伝統工芸への知識と人脈、「TOKYOGENIC」を拡大してきた金田さんの英語力と海外市場への理解を掛け合わせ、現在は日本の伝統工芸の技術を用いて海外に向けた商品を開発中。
ものの背景を立体的に捉え、感情を動かすストーリーをデザインしていくことがミッション。他にも空間からコミュニケーションまで、さまざまな角度からデザインを手がけている。目指すのは、伝統工芸の職人と連携したモノづくりから、ストーリーの組み立て、世界に発信して届けるところまでを一貫してデザインできる会社。
河野 涼(かわの りょう)
1991年宮崎県生まれ。大学でマーケティングを学び、株式会社オプトに就職。海外向けに日本のモノづくりを発信する動画メディア「Japan Made」を立ち上げ、伝統工芸の魅力に惹かれていく。2018年5月に「meets new」を立ち上げ。独立後も「Japan Made」の編集長を継続し、映像を撮りながら職人の元へ足を運ぶ日々を送る。サッカーと服、音楽が好き。
金田 謙太(かねだ けんた)
1992年北海道生まれ。高校卒業後、英語を勉強したいとの思いからカメラを片手に単身渡米。ひとの心への関心からマーケティングを学び、アメリカで5年間を過ごす。新卒で株式会社DeNAに入社後、出向先のSHOWROOM株式会社にて海外事業に従事。会社在籍中にインバウンド旅行者向け撮影サービス「TOKYOGENIC」をスタートし、その後独立。ケーキが大好き。
EVERY DENIM
「ぼくたちは、何をしているブランドなのか。」
考えても、よくわかりませんでした。
「ぼくたちは、何と言われたら嬉しいのか」
考えたら、簡単でした。
「毎日、EVERY DENIM履いてます!」
その声を聞きたくて
デニムを作っているのでした。
みんなが、毎日履ける
”地球着(ちきゅうぎ)”を目指して
ぼくたちは、今日もデニムを届けます。
みんなの、毎日に寄り添うために、
EVERY DENIMと名付けました。
山脇 耀平(やまわき・ようへい)
EVERY DENIM共同代表・兄1992年生まれ。大学休学中の2014年、実の弟とともに「EVERY DENIM」を立ち上げ。1992年生まれ、オリジナルデニムの販売やスタディツアーを中心に、生産者と消費者がともに幸せになる、持続可能なものづくりのあり方を模索している。繊維産地の課題解決に特化した人材育成学校「ものづくりの学校」運営。
島田 舜介(しまだ・しゅんすけ)
EVERY DENIM共同代表・弟 1994年生まれ。大学への進学を機に岡山のデニム工場を訪問。国産ジーンズ発祥の地・瀬戸内に集積する工場では、世界から高い評価を受ける技術が継承されていることを知る。高い技術の存在を多くの人に知ってもらい、作り手と売り手の距離を縮めることをテーマに「消費されないデニムを届ける」という理念を掲げ、実の兄と2人でデニムブランド「EVERY DENIM」を立ち上げた。
もちはだ
世界中から寒いをなくしたい。
もちはだは、起毛一筋50年。温かさから生活にゆとりと安らぎを。
「冬の寒い朝に起床してすぐ布団から出られるパジャマ」の商品化を目的に、クラウドファンディングサイト「Makuake(マクアケ)」で支援者を募集中
&bottle(アンドボトル)
タイガー魔法瓶とRe:S(りす)が、日々の暮らしを豊かにするようなあたらしい“ふつう”のボトルをつくろう!と、12年間その熱量をまさに魔法瓶のごとくキープし、様々な試行錯誤を経てようやく完成したのが「&bottle」です。
タイガー魔法瓶が1964年に初めてグッドデザイン賞を受賞した保温水筒をベースに、シンプルな機能性やコップが持つゆたかさを、これまで培ってきた技術とあたらしい考え方でリ・デザイン。あらたなマイボトルライフを提案します。
品名:ステンレスボトル<サハラ>
品番:MSK-A030
実容量:0.30L
サイズ :(約)幅7.1×奥行7.1×高さ20.8cm
本体質量:(約)240g
色:ショコラ<TC>/ブリックレッド<RB>/スモーキーブルー<AS>/グレイッシュホワイト<WG>
&bottle(アンドボトル)特設サイトは「こちら」。
【2018/11/25(日)12:30~14:00】トークセッション開催します
●日時:2018/11/25(日)12:30~14:00
●会場:wbc tokyo showroom
●住所:東京都渋谷区神宮前3丁目4-7 エルム青山
●料金:無料
●予約フォーム:https://peatix.com/event/568413/view
※コチラのイベントは上記の予約フォームからの申込みが必須で定員20名となります。自由入退場可能の立ち見エリアもございます。
登壇者プロフィール
藤本智士(ふじもと さとし)
1974年兵庫県生まれ。編集者。有限会社りす代表。雑誌「Re:S」編集長を経て、秋田県発行フリーマガジン「のんびり」、webマガジン「なんも大学」の編集長に。自著に『魔法をかける編集』(インプレス)、『風と土の秋田』『ほんとうのニッポンに出会う旅』(共にリトルモア)。イラストレーターの福田利之氏との共著に『いまからノート』(青幻舎)、編著として『池田修三木版画集 センチメンタルの青い旗』(ナナロク社)などがある。編集・原稿執筆した『るろうにほん 熊本へ』(ワニブックス)、『ニッポンの嵐』(KADOKAWA)ほか、手がけた書籍多数。
ホームページ http://re-s.jp / twitter @Re_Satoshi_F
河野 涼(かわの りょう)
1991年宮崎県生まれ。大学でマーケティングを学び、株式会社オプトに就職。海外向けに日本のモノづくりを発信する動画メディア「Japan Made」を立ち上げ、伝統工芸の魅力に惹かれていく。2018年5月に「meets new」を立ち上げ。独立後も「Japan Made」の編集長を継続し、映像を撮りながら職人の元へ足を運ぶ日々を送る。サッカーと服、音楽が好き。
島田 舜介(しまだ・しゅんすけ)
EVERY DENIM共同代表・弟 1994年生まれ。大学への進学を機に岡山のデニム工場を訪問。国産ジーンズ発祥の地・瀬戸内に集積する工場では、世界から高い評価を受ける技術が継承されていることを知る。高い技術の存在を多くの人に知ってもらい、作り手と売り手の距離を縮めることをテーマに「消費されないデニムを届ける」という理念を掲げ、実の兄と2人でデニムブランド「EVERY DENIM」を立ち上げた。
小松崎拓郎(タクロコマ)
1991年茨城県生まれ。フリーの編集者/フォトグラファー。2015年に株式会社Waseiに入社。これからの暮らしを考えるメディア「灯台もと暮らし」立ち上げに参加し、現在編集長。「もとくらの写真/現像室」運営。オリンパス公式アンバサダー。12月上旬からベルリン生活をスタート。毎朝煎茶に&bottleがお供。
写真提供/Tiger Corporation & Re:S、meets new、EVERYDENIM