冬がそろそろ終わり。
南からゆっくり、あたたかい空気が上へ上がってきますが心が躍る春、どうにも心が落ち着かない。
新しいものを迎える準備に忙しいから。特に暮らしに変化はなくても、緑がもくもくと増え、花がつぼみをふくらませ、生き物たちが目覚める気配になんとなくエネルギーの高まりを感じて、ざわざわする日々。
だからかこの時期は、来る春に浮き足立ってケアレスミスをしてしまうこともある。春の始まりに「とかふか」しているのは、きっと私だけではない。
お国ことば解説
とかふか:落ち着きがない、そわそわしている様子。秋田県で使われる。茨城県だと「あっぱとっぱ」に近い。