編集部が宮崎県小林市を訪れたのは、2015年12月のこと。
見晴らしの良いこの丘は「生駒高原」です。晴れていれば霧島連山と九州山地、そして小林を見渡せる景色の豊かな場所。ぼくは生駒高原に立つと、心晴れやかな気分になりました。茶色い土は、冬の色。春には菜の花、パンジー、アイスランドポピーが咲き誇るそうです。
右手にある黒い木製テーブルに座り、ある人にお話をうかがいました。どうやらその人にとって、生駒高原はお気に入り場所のようです。
地域に愛着を持っている人は、必ずお気に入りの居場所がある……と思います。編集部は、よく誰かのお気に入りの場所に連れていってもらうことがあります。
焚き火や暖炉のあるところで、お話をじっくり聞きたくなるように、自然の力を感じるところでは、人間は安心できて心のうちも話やすくなるのでしょうか。
12月の寒空の下、風は冷たかったけれど、生駒高原はいいところでした。